左側を売買している、支払いは右側で行っている
いつも混乱するのでまとめておきます
特にプログラムで名前を付けるときに困ります
スラッシュを挟んで左側、売買のメイン、取引上でいうと残高が増える側が
基軸通貨(主要通貨、取引通貨)
Base currency , Key currency , Reserve currency , Major currency , Trading currency
スラッシュを挟んで右側、左側を手に入れるために使う側、取引上でいうと残高が減る側が
決済通貨(相対通貨、クオート通貨、クオートカレンシー)
Hard Currency , Quote Currency , Payment Currency , settlement currency , Relative currency
になります
基軸より取引通貨の方が分かりやすいかもしれませんね
(英語だと例えばPayment currency→Currency of paymentと表記したりも)
クオート通貨とは基軸に対して、実際のレートを提示する通貨
基軸通貨(主要通貨、取引通貨)/ 決済通貨(相対通貨)
取引所のAPIの説明
「baseAsset/quoteAsset」binance
https://github.com/binance-exchange/binance-official-api-docs/blob/master/rest-api.md
「MarketCurrency/BaseCurrency」 bittrex
※書き方が逆
https://bittrex.github.io/api/v1-1#operation–public-getmarkets-get
「base_currency/quoted_currency」liquid
「item_unit/aux_unit」 zaif
( アイテム通貨/相手通貨 )[特殊な呼び方だと思います]
他にyobitやokexのAPIを見てみたんですが左右とも[currency]と呼んでいるようでした
Bittrexが逆になっていますが、感覚としてはありな気がします
[LTCやXRP等](左側)を売り買いするマーケットで、ベースがBTC(右側) という考え方
基本は
[LTCやXRP等](左側)を基準にしたときに、BTC(右側)でいくらになるか という考え方
左側の通貨1つを右側の通貨をいくら払えば手に入れられるのか
githubで他の人のコードを見ても、alt/baseのようにしていたりcurrency/marketやc1/c2タイプもありました
BinanceではBTC Marketsと書いてある所にはLTC/BTC,XRP/BTCなどのペアが並びます
そう考えるとあくまでBTC市場、trade/marketも結構良い気がします
単一のAPIを利用する場合にはAPIの使用にあっている名前が一番良いと思います
複数のAPIを利用する場合にBaseの考え方が逆になってるケースもあるかもしれません
被らない名前を使うという事でしたらleft_currency/right_currency・・・?
ベースは取引に使う(支払う受け取る)通貨とも取れますし、取引するもの自体の通貨とも取れて非常にややこしいです
時間がたってから見てもわかる名前にするのをお勧めいたします
alt/baseはわかりやすいのですが、baseの位置がまるきり逆なので書き方が違うapi利用時には混乱しそうですね・・・
Trade/Paymentは意味を考えればわかりやすいかな・・・?
(日本の取引所[bitflyer,coincheck,bitbank,liquid,zaif]のAPIでの左右の呼び方を調べたのですが、liquid,zaif以外はペアにまとめられていてわかりませんでした ペア数が少ないので気にしてないのかもしれませんね 以下はペアの呼び方)
(product_code)bitflyer
(pair) coincheck [そもそも”btc_jpy”のみ]
(pair) bitbank
以上です